戦艦
BATTLESHIPS

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です


基準排水量:44,500t 満載排水量:51,240t 全長:248.2m 幅:32.9m 吃水:9.4m 主缶:アドミラルティ三胴式缶8基 主機/軸数:パーソンズ式オール・ギアード・タービン4基/4軸 出力:130,000馬力 速力:30.0kt 燃料搭載量:重油4,423t 航続力:12.0ktで6,660浬 兵装:42口径381o連装砲4基、50口径133o連装砲8基、40o6連装機関砲10基、40o連装機関砲1基、40o単装機関砲11基、47o単装砲(礼砲)4基 装甲:水線356o、甲板152o、バーベット330o、砲塔前楯330o 乗員:1,893名

↑戦艦ヴァンガード

↑Image courtesy of Shipbucket.
※下の画像は1941年に行われたヴァンガードの再設計案。当初は長大化したライオン Lion船体を使用し、上部構造、中・軽兵装は同じものを使用する予定であった。しかし、ヴァンガードの建造が遅延し続けた為、戦争全般とキング・ジョージV世 King George Vプリンス・オブ・ウェールズ Prince of Walesの経験から得た教訓を生かして再設計することが決定された。艦首は長くなり、仰角0度では真正面から砲撃出来ないという制約が無くなった為、より高くなった。それ以外は、殆ど上部構造物とマストの外観上の変更である

↑Image courtesy of Shipbucket.

艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ヴァンガード Vanguard 23 ジョン・ブラウン社クライドバンク造船所 1946/5/12 1959/10/9 1960 ◎1941/10/2 起工
◎1944/10/30 起工
◎1946 名目上の本国艦隊旗艦となる(〜1954)
1947 イギリス国王ジョージ6世 George VIエリザベス王妃 Queen Elizabeth The Queen Mother、長女エリザベス2世 Elizabeth IIの南アフリカ連邦訪問に際して御召艦となる
◎1956 予備役に編入されて練習戦艦となる
1960 映画会社20世紀フォックスの映画「ビスマルク号を撃沈せよ! Sink the Bismarck!」撮影用に用いられる(戦艦ビスマルク役として)

↑ビスマルク級戦艦ビスマルク(ライン演習作戦終盤時(1941年時))
◎1960/8 解体のため、British Iron & Steel Corporation (Salvage), Ltd. に売却(売却額£560,000)
◎1960/8/4 ハンプシャー州ポーツマスからスコットランドのFaslaneにある解撤場へ曳航される予定だった時、Southseaの海辺は彼女を見送りに来た人々で一杯になった。ヴァンガードは港の入り口に向かって曳航されている途中、港を横切り、Still & Westパブの近くで座礁した。1時間後に5隻の曳船で引き揚げられ、対岸のMoving & East pub付近で再び座礁しそうになったのち、ハンプシャー州ポーツマスから最後の船出をした。5日後、彼女はFaslaneに到着し、1962年半ばには解体作業が完了した。彼女はスクラップされる最後のイギリス戦艦であった。スクラップ処理の一環として、放射性核種に汚染されていない厚さ149.86o(5.9インチ)のプレアトミック鋼板 pre-atomic steel plateの一部がヴァンガードから回収され、ハンプシャー州ゴスポートのAlverstokeにある放射線生物学研究所 Radiobiological Research Laboratory(現DSTL)にて全身モニターのシールドとして使用された。退役の過程は、ランク・オーガニゼーション Rank Organisationによる映画シリーズ「Look at Life」の「The Last Battleship」というエピソードで撮影された


Update 23/03/05